2012/11/27

山陽道〜東名旨いモン(其の八・最終章)

店名:一滴屋 駿河湾沼津SA(上り)
品名:駿州醤油らーめん(650円)
寸評:煮干し(だし粉)ベースに、丸鷄、豚骨を合わせ、背脂を散らした、あっさりして深みのあるスープが特徴。カウンターで、だし粉のエキストラショットが入れ放題の所が泣ける。

さて、山陽道・下松を皮切りに、一泊二日で、麺七食と洋食一皿を食べてみた。
栄えあるグランプリは…

牽牛ラーメン(下松)
海鮮あんかけラーメン(吉備)
駿州醤油らーめん(駿河湾沼津)

正直、2〜3杯目からは味をみる事しかできておらず、胃袋を喜ばせるどころか悲鳴をあげさせていたのだけれども、この三杯かなあと?

あと、尾道ラーメンと、福山ラーメンを食べ損なった。また、日本そばの旨いSAも知っていたが、これも次回のお楽しみと相成った。

ラーメン好きで、あちこち食べ回ってるけど、高速道路の食べ歩きは、移動距離が長い分 いろんな地方色が楽しめる、高速道路ラーメン行脚、貴方も試してみては?

山陽道〜東名旨いモン(其の七)

店名:中華の鉄人 新東名 浜松SA(上り)
品名:細切りチャーシュー麺(780円)
寸評:中華の鉄人・陳健一プロデュースの一品。なんて事ない醤油ラーメンだが、批判の仕様が無い。ベースの味も、客がコショウを一振り二振りする分を引いて、そのくせ、出汁には手を抜かない。要するに「クレームの出ない味」なのだ。
言うなれば究極のインスタントラーメンだが、これを店舗でコンスタンスに出すのは勇気と努力が必要…さすが鉄人である。

山陽道〜東名旨いモン(其の六)

美合PA(上り)・八丁味噌ラーメン(750円):いわゆる名古屋の味噌煮込みうどんをアレンジした個性たっぷりのご当地ラーメンだ。
八丁味噌は、クセが強いので馴れると美味しいと言うが、ここのはどう考えても出汁が薄く、その分を味噌で埋めようとすると、苦じょっぱくなってしまう。あと、モヤシの下ごしらえにも気配りが足りない。

まずは、強い癖に負けない強い出汁が必要だな。個性に期待を込めて掲載。

山陽道〜新名神旨いモン(其の五)

土山SA(上り):伊勢うどん(500円):いわゆる伊勢の黒うどん、讃岐のぶっかけなんかに似てるが、甘ーいたまり正油のタレが特徴、だが、ここのは少々しょっぱい。こんなんじゃ、松阪辺りの立ち喰いで修行し直しだ(笑)

そして冷静に考えよう。この内容だったら、同等以上のモノを、はなまるや、丸亀製麺が 100〜200円で提供しており、かつ、それ以上の集客が見込めるSAで、何でこんな値段なんだろうね?

山陽道旨いモン(其の四)

三木SA(上り):加古川名物・宝塚ホテルの「かつめし(780円)」ビフカツとデミグラのコンビが絶妙!
これは本当に「ニッポンの洋食」の王道を行く味。関東でいう、カツライスとか、カミカツであり、ビンボー臭いんだが懐かし旨い。
タカラジェンヌにも、この味のファンは少なくなさそうだ。


山陽道旨いモン(其の三)

吉備SA(上り):海鮮あんかけラーメン(900円):これは絶品。地産地消の魚介に野菜をふんだんに使い、かつ具材の味がスープに生きている。これを食うために、山陽道に乗る価値あり!

山陽道旨いモン(其のニ)

沼田PA(上り広島県)・広島ラーメン550円…一見、普通の豚骨醤油かと思ったが、コリっとした麺の食感がユニーク。
広島と言えば、お好み焼きのイメージがあるが、ラーメンも意外にイケる。

山陽道旨いモン(其の一)

下松SA(上り)・牽牛ラーメン(650円)…牛骨醤油の上品な味に舌鼓。

2012/11/08

八重山にて

どこまでも続く白い道